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「シアンズテラス下高井戸」の建物基礎構造は、この立地の堅固な安定した地盤を活かし、直接基礎を採用し建物をしっかり支えています。
主要な床・壁は、コンクリートの中に鉄筋を二重に配したダブル配筋としました。シングル配筋に比べてより高い強度と耐久性を発揮します。
万一、大きな地震が起きて玄関扉の枠が歪んでも、枠と扉の間に設けた隙間によって扉を開けることができる建物変形対応ドアを採用。戸外への避難を可能にします。
コンクリートの柱には、鉄筋(主筋)の周りに渦巻き状に配したスパイラル帯筋を採用。地震などにより生じる変形やひび割れに対し、より耐震強度を高めた設計です。
外壁のコンクリート厚は150mm〜180mm、戸境壁は180mm厚とし、優れた遮音性を発揮する壁構造を実現。さらに外壁内側には断熱材による結露防止に配慮しました。
鉄筋コンクリートは、構造体の大規模補修不要予定期間100年を目指した設計基準強度30N/mm²(1m²あたり約3,000トンの圧縮に耐える強さ)のものを採用しました。
鉄筋を劣化させる原因となるコンクリートの中性化を遅らせ耐久性を高めるために、鉄筋を覆うコンクリートの厚さ「かぶり厚」を建築基準法より10mm厚いとしています。
床は200mmのスラブ厚を確保し、床面との間に空気層を設けた二重床方式を採用。天井も二重天井とし、上下階間の音の伝わりを軽減する遮音性の高い構造としました。
柱・梁一方向は強固な戸境壁を利用した壁付ラーメンとし、直交方向では変形性能に優れたラーメン構造とし、耐久性の向上を図っています。
「シアンズテラス下高井戸」は、耐久性に優れた構造設計の住宅にのみ適用される住宅金融支援機構の『フラット35』の技術基準を満たしたマンションです。
ご入居後も皆様の快適なマンションライフをサポートするために、アフターサービス担当の「ライフポート西洋」が、365日24時間対応の体制を整えています。引き渡し後3カ月目・1年目・2年目には、お客様のご指摘事項、および不具合箇所を点検・補修する定期アフターサービスを実施します。
マンションは、時期を逃さず適正な修繕工事を実施することによって、耐久性と美観をより長く維持することができます。定期的に計画の見直しを行いながら、建物の修繕を実施。また、修繕積立基金や修繕積立金だけでなく、バイク置場、駐車場などからの収益も計画的に積立し将来の修繕に運用します。